フィンペシアはミノキシジル外用薬やサプリメントと併用して効果アップ!注意が必要な飲み合わせも解説

公開日
2019年3月25日
更新日

「早く薄毛をどうにかしたい!フィンペシアと一緒に使える薬とかない?」
「フィンペシアを飲んでるときって他の薬を使ってもいいの?」

フィンペシアは、効果を実感するのに時間がかかる薬です。少しでも早く薄毛を改善するため、一緒に使える薬やサプリメントを探している人も多いのではないでしょうか?

フィンペシアの服用中に別の病気にかかったとき、フィンペシアと病気の治療薬を併用していいか、不安な人もいるでしょう。

この記事では、フィンペシアと併用することで、AGAの改善効果をアップさせる薬やサプリを紹介。さらに、フィンペシアと注意が必要な飲み合わせについても解説します。

併用するとよいもの、よくないものを把握して、安全&効果的にAGAを治療していきましょう!

ミノキシジル外用薬の併用でAGA改善効果アップ!

フィンペシアとミノキシジル外用薬を一緒に使うと、より効果的にAGAを治療できます。

フィンペシアは、ジヒドロテストロンの生成を抑える薬です。ジヒドロテストロンを抑制することで、抜け毛を防止する効果があります。

一方、ミノキシジルは、血管を拡張させる働きを持つ薬です。血液の流れがよくなることで、血中の栄養素が髪の毛に行き届き、発毛が促進されます。

ミノキシジル外用薬は、「リアップ」という市販薬がドラッグストアで販売されています。また、個人輸入代行サイトでは、「ロゲイン」「ツゲイン」「ポラリス」などの海外製品が取り扱われています。

薄毛を防止するフィンペシアと、発毛を促進するミノキシジルを一緒に使えば、より効果的に薄毛を改善できるでしょう。

実際、クリニックでは、AGAの進行がひどい人には、プロペシアとミノキシジル外用薬の両方が処方されます。また、「男性型および女性男性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」では、フィナステリドの内服薬とミノキシジル外用薬はいずれも「推奨度:A」とされています。

ミノキシジルは、内服タイプのものもあります。しかし、ミノキシジル内服薬は、安全性が確認されておらず、発毛の有効性に関する臨床試験が行われていません。

もともと、ミノキシジル内服薬は血圧を下げる薬です。副作用として毛が生えることが確認されたため、AGA治療薬としても使われるようになりました。しかし、胸痛や動悸、呼吸困難など、多くの副作用も確認されています。AGAを治療する場合は、プロペシアやフィンペシアなど、他の治療薬を使った方が安全です。

サプリメントとの併用でも効果がある

AGAによる薄毛を少しでも早く、確実に改善したい人は、フィンペシアと一緒にサプリメントを摂るとよいでしょう。サプリメントの中には、AGAの原因となる酵素の働きを抑えたり、発毛を促進したりする成分が含まれているものがあります。

ここからは、フィンペシアと併用するとよいサプリメントの成分を紹介します。

亜鉛は髪の毛の元になるタンパク質を作る

亜鉛には、髪の毛の元となるタンパク質の合成を助ける効果があります

髪の毛の主成分は、ケラチンと呼ばれるタンパク質です。ケラチンは、18種類のアミノ酸によって構成されています。亜鉛は、このアミノ酸の合成を助けることで、ケラチンの生成を促すのです。

亜鉛が不足すると、脱毛症のリスクが高まるとされています。AGAに悩んでいる人は、フィンペシアを服用しつつ、亜鉛を積極的に摂ってみるとよいでしょう。

ノコギリヤシのサプリメントはフィナステリドと同じ効果がある!

ノコギリヤシに含まれる成分は、フィナステリドと同じ作用を持ちます。5αリダクターゼを抑制し、ジヒドロテストロンの発生を防ぎます。

実は、プロペシアは、ノコギリヤシの薬効成分を研究して作られた薬なのです。

イタリアでは、フィナステリドとノコギリヤシのAGAの治療効果の比較研究が行われています。その結果、フィナステリドを使った人の68%、ノコギリヤシを使った人の38%に、発毛効果が見られました。

この研究結果から、フィンペシアとノコギリヤシのサプリメントの併用は、AGA治療の効果を高めるといえるでしょう。

L-リジンは髪の成長に必要なタンパク質の生成を促進する

L-リジンは、髪の成長に必要なタンパク質の生成を助け、発毛を促す効果があります。

L-リジンは、アミノ酸の一種です。体内で作ることができないため、食事やサプリメントから摂取する必要があります。

L-リジンは、男女を問わず、薄毛、脱毛症の治療に有効であることが証明されています。1997年には、イギリスの「バイオサイエンティフィック」という企業が、L-リジンによる脱毛治療法の特許を取得しています。

L-リジンの摂取量が不足すると、タンパク質を摂取しても、毛髪の成長に使われません。他のサプリメントを使っても効果がなかった人は、L-リジンのサプリメントを使ってみるとよいでしょう。

フィンペシアと併用が禁止されている薬はない

フィンペシアには、一緒に使ってはいけないとされている薬、つまり「併用禁忌薬」はありません。

フィンペシアは、プロペシアと同じ有効成分が含まれています。MSD製薬が制作したプロペシアの資料では、併用禁忌薬はないとされています。プロペシアと同じ有効成分を持つフィンペシアも、一緒に飲んではいけない薬はないと考えてよいでしょう。

そのため、フィンペシアを使っているとき、風邪薬や胃腸薬を使っても問題ありません。ただし、フィンペシアには肝機能を下げる作用があるため、もともと肝機能に問題がある人は、医師に相談しましょう。

他のAGA治療薬と一緒に使うのはNG!

フィンペシアと、他のAGA治療薬を併用しても、AGAが早く改善されることはありません。むしろ、薬の作用が過剰に働き、重い副作用を引き起こす恐れがあります。

ザガーロ、デュタスを併用すると肝臓に負担がかかる

フィンペシアと、AGA治療薬である「ザガーロ」「デュタス」は併用しないようにしましょう。

ザガーロとデュタスは、フィンペシアと同じ効果を持つ薬です。「デュタステリド」という有効成分が含まれており、ジヒドロテストステロンの生成を抑制します。

効果が同じだからといって、フィンペシアと併用しても、AGAが早く改善されるわけではありません。どちらの薬も、服用することで肝臓に負担がかかります。両方の薬を1度に使うと、肝臓の負担が大きくなってしまい、肝機能障害や、重い副作用の原因になるのです。

プロペシアとフィンペシアは同じ薬!両方飲んでも意味がない

プロペシアとフィンペシアを一緒に使うと、強い副作用が出る恐れがあります。

そもそも、フィンペシアは、プロペシアと同じ有効成分が使われている製品です。名前や製造会社、添加物が違うものの、ほとんど同じ薬と考えてよいでしょう。

フィンペシアとプロペシアを一緒に使うのは、フィンペシアを本来の用量の2倍飲むようなものです。有効成分が必要以上に作用して、強い副作用が起こるため、フィンペシアとプロペシアの併用は避けましょう。

アルコールとグレープフルーツは摂らないようにする

フィンペシアは、基本的には、食事によって悪影響が起こることはありません。しかし、アルコールとグレープフルーツは注意が必要です。肝臓への負担が強くなったり、副作用のリスクが高まったりする恐れがあります。

フィンペシアとアルコールを一緒に摂ると肝臓に大きな負担がかかる

フィンペシアを服用する前後に、お酒を飲むのは避けましょう。

フィンペシアとアルコールは、どちらも肝臓によって代謝されます。そのため、同時に摂ると、肝臓の負担が強くなり、肝機能障害の原因になる可能性があります。

肝臓は「沈黙の臓器」ともいわれており、機能障害を起こしてもわかりやすい症状が出ません。気づかないうちに悪化していき、肝硬変や肝不全など、命に関わる病気の原因になります。

フィンペシアとアルコールを併用して、すぐに肝機能障害が起こるわけではありません。しかし、肝臓にかかる負担を考慮して、フィンペシアとアルコールは一緒に摂らないようにしましょう。

グレープフルーツはフィンペシアの代謝を阻害してしまう

フィンペシアを飲む前後は、グレープフルーツや、グレープフルーツの果汁が入った飲み物を飲まないようにしましょう。グレープフルーツは、フィンペシアの副作用を起こりやすくしてしまう恐れがあります。

フィンペシアの有効成分「フィナステリド」は、CYP3A4という酵素によって代謝されます。グレープフルーツに含まれる「フラノクマリン」という成分は、このCYP3A4の働きを抑制します。

CYP3A4が抑制されると、フィナステリドが体内から排出されにくくなってしまいます。体内に残る時間が長くなると、フィナステリドが必要以上に作用し、副作用が起こる可能性が高くなってしまうのです。

まとめ

フィンペシアとミノキシジル外用薬を併用すると、より効果的にAGAを改善できます。ミノキシジル内服薬は、副作用のリスクが高いため、使わないほうがよいでしょう。

サプリメントの中には、薄毛の防止や発毛に有効なものがあります。少しでも早く、確実にAGAを改善したい人は、サプリメントを併用してみるとよいでしょう。

フィンペシアには、併用禁忌とされている薬はありません。そのため、風邪薬や胃腸薬など、他の薬とも併用できます。フィンペシアには、肝機能を下げる作用があるので、肝機能に問題のある人は医師に相談しましょう。

ザガーロやデュタス、プロペシアなど、他のAGA治療薬との併用は避けましょう。また、アルコールやグレープフルーツとの飲み合わせ、食べ合わせにも注意が必要です。薬が強く作用しすぎて、肝機能障害や重い副作用が起こる可能性があります。