毎日同じ時間に飲むのが大事!フィンペシアの正しい飲み方と気をつけるポイントを解説

公開日
2019年3月25日
更新日
フィンペシアの飲み方

「AGAの治療に失敗したくない!フィンペシアを飲むときに注意することってある?」
「フィンペシアと風邪薬や頭痛薬って一緒に飲んでいいの?」

AGA治療薬の代表格「プロペシア」と同じ効果を持つ「フィンペシア」。飲むからにはしっかり効果を得たいし、治療に失敗したくないですよね。

フィンペシアは海外製品のため、プロペシアに比べて情報が少なく、使い方に不安な人もいるでしょう。

この記事では、フィンペシアの飲み方と気をつけるポイントについて詳しく解説します。正しい飲み方を把握し、確実にAGAの進行を食い止めましょう!

フィンペシアの飲み方は「毎日飲んで成分を切らさない!」


フィンペシアは、毎日同じ時間に、1錠飲みます。もし飲み忘れてしまった場合は、その時点で1錠飲むか、その日の分は飛ばしましょう。

まずは、フィンペシアの正しい飲み方について見ていきましょう。

フィンペシアの用量は1日1錠!大事なのは毎日決まった時間に飲むこと


フィンペシアは、毎日1錠服用します。

1錠より多く飲んでも、効果が早く出るわけではありません。決められた用量より多く飲むと、副作用のリスクが高まります。

また、フィンペシアは毎日同じ時間に飲むことが大切です。

フィンペシアの有効成分フィナステリドは、服用から4時間で、身体から排出され始めます。そして、およそ24時間後には体内から消え効果がなくなります。

AGAの進行を抑えるためには、成分が常に体内で作用している必要があります。そのため、フィンペシアは毎日決まった時間に飲み、効果が途絶えないようにする必要があるのです。

フィナステリドは「ジヒドロテストロン」の分泌を抑える
フィナステリドは、AGAの原因となる男性ホルモン「ジヒドロテストロン」の生成を妨げる作用を持ちます。ジヒドロテストロンは常に作られ続け、髪の毛の成長を阻害します。そのため、フィンペシアを定期的に飲み、ジヒドロテストロンの生成を抑え続ける必要があるのです。

飲むタイミングは自分が飲みやすい時間に設定する


フィンペシアを服用する時間は、自分が飲みやすい時間に設定しましょう。

フィンペシアを飲む時間に決まりはありません。ただし、フィンペシアは、毎日決まった時間に服用する必要があります。

例えば、「昨日は朝に飲んだけど今日は夜に飲む」というような飲み方をすると、フィナステリドが体内に存在しない時間ができます。フィナステリドの効果がなくなると、AGAの原因となるジヒドロテストロンが発生し、AGAが進行する恐れがあるのです。

フィンペシアは、起床時や食後など、自分が薬を飲みやすい時間帯を決めて飲むようにしましょう。

1度にたくさん飲んでも効果は変わらない!増やすと副作用を誘発する可能性も

1日の服用量の上限は1mgです。飲む錠数や飲む回数を増やしても、AGAへの効果が変わることはありません。

むしろ、フィンペシアの過剰摂取は、肝臓に大きく負担を与えたり副作用を誘発したりする可能性が高まります。

過剰に飲むことは控え、フィナステリドの血中濃度を一定に保つようにしましょう。

フィンペシアの錠剤を分割して飲むのはNG!


「用量を減らして副作用を起こりづらくする」
「飲む量を半分にして薬代を節約する」

このような理由で、フィンペシアをピルカッターで割って飲む人もいますが、フィンペシアの錠剤を半分に割ったり、細かく砕いたりして飲むのはやめましょう。フィンペシアと同じ有効成分を持つプロペシアの添付文書には、以下のように書かれています。

本剤を分割・粉砕しないこと。本剤が粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は取扱わないこと。本剤はコーティングされているので、割れたり砕けたりしない限り、通常の取扱いにおいて有効成分に接触することはない。

出典:プロペシア錠0.2mg/1mg 医薬品インタビューフォーム:PDF

フィンペシアに含まれるフィナステリドは、妊婦や授乳婦の人の身体に作用すると、赤ちゃんの発育に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。錠剤の状態であれば問題ありません。しかし、砕いた錠剤の粉末が、妊婦や授乳婦の人に接触するだけでも、悪影響を及ぼす恐れがあります。

また、半分に割ったり、細かく砕いたりするなど、本来の飲み方と違う飲み方で飲むと、正常な効果が発揮されない可能性もあります。周りに妊婦や授乳婦の人がいなくても、フィンペシアは、割ったり砕いたりするのは避け、錠剤のままで飲みましょう。

飲み忘れに気づいたらすぐに飲む!

フィンペシアを飲み忘れていたことを思い出した人のイメージ

フィンペシアを飲み忘れた場合、飲み忘れに気付いた時間によって対応が異なります。

飲み忘れから24時間以内ならば、気づいたときにすぐ服用しましょう。この場合は、1日で2錠飲むことになります。次の錠剤は、いつもと同じ時間に飲みます。

飲み忘れてから24時間以上空いてしまった場合は、その日の分だけ1錠服用しましょう。昨日の分は飲みません。

フィンペシアは有効成分が常に体内で働いていることが重要です。飲み忘れたからといって、その分を多く飲んでも効果に変わりはません。

風邪薬や頭痛薬は飲んでOK!フィンペシアに併用禁忌薬はなし


フィンペシアには併用禁忌薬(一緒に使ってはいけない薬)はありません。

フィンペシアの先発医薬品であるプロペシアを開発したMSD製薬の資料には、プロペシアには併用禁忌薬はないと書かれています。プロペシアと同じ有効成分を持つフィンペシアも、一緒に飲んではいけない薬はないと考えてよいでしょう。

そのため、フィンペシアの服用中に風邪薬や頭痛薬を使っても問題ありません。ただし、フィンペシアには肝機能を下げる作用があるため、肝機能に問題がある人は、医師に相談しましょう。

参考サイト:プロペシア錠0.2mg/1mg 医薬品インタビューフォーム

バファリンやロキソニンといった市販薬の解熱鎮痛剤は飲んでも大丈夫なんだね。

デュタステリドが入ったAGA治療薬と一緒に使うのはNG!


ザガーロデュタスといった「デュタステリド」という有効成分が含まれているAGA治療薬とフィンペシアを併用しないようにしましょう。

効果が同じだからといって、フィンペシアと併用してもAGAが早く改善されるわけではありません。反対に、併用することで、肝臓の負担が大きくなってしまい、肝機能障害を起こしたり重い副作用の原因になったりするのです。

アルコールとグレープフルーツは副作用の原因に


フィンペシアを飲む前後は、アルコールとグレープフルーツは避けるようにしましょう。一緒に摂ると、肝機能障害や重い副作用を引き起こす恐れがあります。

ここでは、フィンペシアの飲み合わせ、食べ合わせの注意について解説します。

フィンペシアとアルコールの併用は肝機能障害を起こす可能性がある

フィンペシア服用中のアルコールは肝機能障害が起こる可能性を高める

フィンペシアとアルコールを一緒に飲むと、肝機能障害が起こる可能性があるので注意が必要です。

フィンペシアに含まれるフィナステリドとアルコールは、どちらも肝臓で分解されます。同時に服用すると、肝臓の負担が大きくなってしまいます。その結果、肝機能障害が起こる恐れがあるのです。肝機能障害は放置していると、急性肝炎や肝硬変、肝不全の原因になります。

夜にお酒を飲む機会が多い人は、フィンペシアを飲む時間を朝や昼にするとよいでしょう。

グレープフルーツは副作用のリスクを高める

グレープフルーツはフィンペシアの副作用のリスクを上げる

フィンペシアとグレープフルーツは、一緒に摂らないようにしましょう。グレープフルーツの成分が、フィンペシアの副作用のリスクを高める可能性があるからです。

フィンペシアに含まれるフィナステリドは、CYP3A4という酵素によって代謝されます。一方、グレープフルーツに含まれている成分は、CYP3A4の働きを抑えます

CYP3A4の働きが抑えられると、フィナステリドが代謝されずに体内に多く残ってしまいます。その結果、フィナステリドの作用が必要以上に強くなりすぎて、副作用のリスクが高まってしまいます。

また、グレープフルーツそのものだけなく、グレープフルーツの果汁が入った飲み物も避けるようにしましょう。

まとめ

フィンペシアは、1日1回、1錠飲みます。毎日決まった時間に飲むことが大切です。飲むタイミングは、自分が飲みやすいと思う時間にしましょう。

フィンペシアを飲み忘れてから24時間経っていなければ、すぐに忘れた分を飲み、当日分はいつも通りの時間帯に飲みましょう。24時間以上経ってから飲み忘れに気付いた場合、その日の分だけ飲みましょう。2錠飲んでも効果は変わりません。

フィンペシアを飲むときは、アルコールとグレープフルーツを一緒に摂らないように注意しましょう。肝機能障害や、重い副作用が起こる可能性があります。

フィンペシアは、半分に割ったり、砕いたりせず、そのままの状態で飲みましょう。錠剤の粉末が周囲の妊婦や授乳婦に接触すると、胎児の発育に悪影響を及ぼします。また、錠剤を割って飲むと、正常な効果を得られない可能性があります。

フィンペシアを使うときは、飲むタイミングや飲み合わせに気をつけて、正しく使いましょう。正しい飲み方で使い続ければ、高い確率でAGAによる薄毛を改善してくれます。

参考文献・サイト